浮かんだストーリーとか。絵とか。日常とか。
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パソコンがさ、ずーっと調子悪くてさ。
ある日パソコンを起動したらばさ、「リカバリを実行してください」とかなったわけよ。
パソコンとかちんぷんかんぷんな私はさ、え?パソコンわかってないのにブログなんてやるなよって?まぁ聞きなさいよ。
「リカバリ?なにそれぇ!わっかんなーい!!」ってな感じでちょっとぶりっこしてテヘっ♪とかやってたんだけど、まぁ全然可愛くないんだけど、昔から考えることが苦手な私はリカバリってやつを実行すればパソコンも元に戻るのかしらんなんて特に何も考えずに実行ボタンをダブルクリック!!
リカバリを実行しています…
リカバリを実行しています…
どれくらい待ったでしょう。
パソコンが再起動されます。
おっ、起動したかな?嬉々として画面が明るくなるのを待つ私。待つ女ってのも悪くない。
彼の帰りを待つ私。
彼の仕事が終わるのはいつも午前様。今日もきっと遅いんだろうな。
ガチャ
彼が帰ってきた。私は笑顔で「おかえり、今ご飯温めるね」
すると彼はネクタイを緩めながら「いや、いい。同僚と飲んできたからいらない」「疲れたからもう寝るわ」
そう言うと、すぐに寝室に入ってしまった。
歓迎されなかった夕食をラップで包みながら私はふと考える。彼とこの部屋で暮らしてちょうど2年ぐらい。最初のあのキラキラした感情はいったいどこへ行ってしまったのだろう。この先、彼と一緒に暮らしていけばどうなるんだろう。刺激もなく、毎日彼の帰りを夕食と共に待ち、彼より先に起きて朝ご飯を作る。彼が仕事に行った後は掃除、洗濯。家の仕事をこなした後はひたすら『無』だ。私の意味は何なのだろう。彼にとっての私はいったい何なのだ。空が茜色に染まり、夕方がやってくる。私はいつもの様にテーブルに夕食を用意し彼の帰りを待つ。
ガチャ
「ただいま」
彼が帰ってきた。
「あれ。おかえり。今日はずいぶん早いね」
「ん。急いで帰ってきた」
「どして?何かあったの?」
「ひでぇやつだな。今日何の日だよ」
「何かの日だったっけ?」
彼は照れくさそうに私の目の前に花束を差し出した。
「今日は二人が一緒に暮らし始めた記念日だろ。いつもありがとう。」
なんて事だ。そうだ。今日は二人の同棲記念日。私は忘れていた。そして、覚えていた彼にとても驚いた。
意味はあったのだ。彼はしっかり時を刻んでいた。私は日々の生活に意味を見出せず、そんな大事な事さえも忘れてしまっていた。
彼から花束を受け取り、私は涙する。
「ありがとう」
待つ女ってのも、悪くない。
ってな感じで最後のほうはどうやって終わらせたらいいのかわからない妄想が暴走しちゃった訳なんだけれども、とりあえず待ってましたらばね、ゆっくりと画面が明るくなり、私の眼球に飛び込んできたのは生まれたままの我が家のパソコンちゃん。
知らなかったんだけどさ、リカバリって買ったばかりの状態(初期状態?)に戻ることを言うんだね。
知らなかったよー。知らなかったよー。今まで描いた絵とか日記とか全て消えてなくなったよー。うわーんうわーん(ぶりっこしてます)
なんなの私のパソコン。
ある日パソコンを起動したらばさ、「リカバリを実行してください」とかなったわけよ。
パソコンとかちんぷんかんぷんな私はさ、え?パソコンわかってないのにブログなんてやるなよって?まぁ聞きなさいよ。
「リカバリ?なにそれぇ!わっかんなーい!!」ってな感じでちょっとぶりっこしてテヘっ♪とかやってたんだけど、まぁ全然可愛くないんだけど、昔から考えることが苦手な私はリカバリってやつを実行すればパソコンも元に戻るのかしらんなんて特に何も考えずに実行ボタンをダブルクリック!!
リカバリを実行しています…
リカバリを実行しています…
どれくらい待ったでしょう。
パソコンが再起動されます。
おっ、起動したかな?嬉々として画面が明るくなるのを待つ私。待つ女ってのも悪くない。
彼の帰りを待つ私。
彼の仕事が終わるのはいつも午前様。今日もきっと遅いんだろうな。
ガチャ
彼が帰ってきた。私は笑顔で「おかえり、今ご飯温めるね」
すると彼はネクタイを緩めながら「いや、いい。同僚と飲んできたからいらない」「疲れたからもう寝るわ」
そう言うと、すぐに寝室に入ってしまった。
歓迎されなかった夕食をラップで包みながら私はふと考える。彼とこの部屋で暮らしてちょうど2年ぐらい。最初のあのキラキラした感情はいったいどこへ行ってしまったのだろう。この先、彼と一緒に暮らしていけばどうなるんだろう。刺激もなく、毎日彼の帰りを夕食と共に待ち、彼より先に起きて朝ご飯を作る。彼が仕事に行った後は掃除、洗濯。家の仕事をこなした後はひたすら『無』だ。私の意味は何なのだろう。彼にとっての私はいったい何なのだ。空が茜色に染まり、夕方がやってくる。私はいつもの様にテーブルに夕食を用意し彼の帰りを待つ。
ガチャ
「ただいま」
彼が帰ってきた。
「あれ。おかえり。今日はずいぶん早いね」
「ん。急いで帰ってきた」
「どして?何かあったの?」
「ひでぇやつだな。今日何の日だよ」
「何かの日だったっけ?」
彼は照れくさそうに私の目の前に花束を差し出した。
「今日は二人が一緒に暮らし始めた記念日だろ。いつもありがとう。」
なんて事だ。そうだ。今日は二人の同棲記念日。私は忘れていた。そして、覚えていた彼にとても驚いた。
意味はあったのだ。彼はしっかり時を刻んでいた。私は日々の生活に意味を見出せず、そんな大事な事さえも忘れてしまっていた。
彼から花束を受け取り、私は涙する。
「ありがとう」
待つ女ってのも、悪くない。
ってな感じで最後のほうはどうやって終わらせたらいいのかわからない妄想が暴走しちゃった訳なんだけれども、とりあえず待ってましたらばね、ゆっくりと画面が明るくなり、私の眼球に飛び込んできたのは生まれたままの我が家のパソコンちゃん。
知らなかったんだけどさ、リカバリって買ったばかりの状態(初期状態?)に戻ることを言うんだね。
知らなかったよー。知らなかったよー。今まで描いた絵とか日記とか全て消えてなくなったよー。うわーんうわーん(ぶりっこしてます)
なんなの私のパソコン。
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